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丸型コネクタ(2極)ケーブルを自作するときの制作手順【テキスト版】
今回は、丸型メタルコネクタ(2極)の制作手順を紹介します。
![丸型コネクタ(2極)](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-31-1200x675.jpg)
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![ダイソーで適当に買ってきたUSBケーブル](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-30-1200x675.jpg)
ケーブルはダイソーで適当に買ってきたUSBケーブルです。
USB端子が不要な場合は切断してください。
1.コネクタのネジを取り外す
![コネクタのネジを取り外す](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-32-1200x675.jpg)
![ケーブルを固定する部分のネジ](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-33-1200x675.jpg)
まずは、ケーブルを固定する部分のネジ。
![モールドと端子を固定しているネジ](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-34-1200x675.jpg)
次に、モールドと端子を固定しているネジを取り外します。
![透明なカバー](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-35-1200x675.jpg)
中に入っていた透明なカバーは初めてみたのですが、どうやら中の電源ケーブルが外のモールドと接触してショートしないようにの保護用みたいです。
2.ケーブルにモールドを通しておく
![ケーブルにモールドを通す](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-45-1200x675.jpg)
さきほど外したモールドと保護カバーを”順番を間違わずに”ケーブルに通しておきます。
もし、すでにケーブルの反対側にも端子が付いているのにも関わらず、通し忘れると、あとではんだづけのやり直すはめになり面倒です。
※動画内では、通す順番を間違えているので、むりやりカバーをモールドの中に押し込んでいます。
3.ケーブルの被覆を剥く
4.不要なケーブルをカット
![赤・黒・緑・白の色をした線が4本](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-38-1200x675.jpg)
![緑と白の線をカット](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-39-1200x675.jpg)
![残った赤と黒のケーブル](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-40-1200x675.jpg)
今回のケーブルは、赤・黒・緑・白の色をした線が4本中に入っていましたが、ケーブルの種類によって、色・本数は違います。
ただし、使用するケーブルは「電源」と「GND」の2本だけです。
基本的には、電源側(+)が赤色、GND側(−)が黒色になっています。
それ以外のケーブルはカットしてください。
ケーブルによっては、中の線がもしゃもしゃしたGND線で覆われている場合があります。
そのもしゃもしゃも全てカットするのですが、散らばります。
そのために下に白い紙を引いていましたが、今回のケーブルにはしゃもしゃがありませんでした。
5.端子にはんだづけ
![ワイヤーストリッパーで被覆を剥く](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-41-1200x675.jpg)
![被覆を剥いた2本のケーブル](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-42-1200x675.jpg)
2本とも被覆を1.5mm剥きます。
![芯線に予備のはんだ付け](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-47-1200x675.jpg)
芯線に予備のはんだ付けを行います。
あらかじめ芯線にはんだづけをしておくことで、端子側へのはんだ付け馴染みやすくなります。
![卓上バイスに端子部分を挟む](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-43-1200x675.jpg)
卓上バイスに端子部分を挟みます。
卓上バイスを使うと、はんだ付けの際に端子がズレないので、失敗がなくなります。
![端子側にもあらかじめ予備のはんだ付け](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-46-1200x675.jpg)
端子側にもあらかじめ予備のはんだ付けをしておきます。
![細めの熱収縮チューブを適度な長さにカットしてケーブルに通す](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-44-1200x675.jpg)
細めの熱収縮チューブを適度な長さにカットしてケーブルに通します。
熱収縮チューブは、他の端子との接触してショートするのを防ぐためのものです。
後で、熱を与えて収縮させ、ケーブルに固定します。
![端子に電源ケーブルとGNDケーブルをはんだづけ](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-48-1200x675.jpg)
端子に電源ケーブルとGNDケーブルをはんだづけします。
ピン配置は、はんだづけを行う側とは反対側、コネクタを差し込む部分に書いてあります。
基本的には「1」には電源、「2」にはGNDを繋ぎます。
![熱収縮チューブを端子の根元まで被せる](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-49-1200x675.jpg)
このときの熱で熱収縮チューブが少し縮んでしまう場合があります。
そのときは、ピンセットで先を無理やり広げます。
熱収縮チューブを端子の根元まで被せます。
![ヒートガンで熱収縮チューブを縮める](https://www.ekit-tech.com/wp-content/uploads/20210711-50-1200x675.jpg)
専用ドライヤー(ヒートガン)で熱収縮チューブを縮めます。