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【夏休みの自由研究にオススメ!】コントローラのボタンを自動で押す装置
タミヤの楽しい工作シリーズを使って、自動でコントローラーのボタンを繰り返し押す装置を作りました。
スイッチをONにすると、綿棒を取り付けたアームがコントローラーのボタンに向かって前後に動きます。
この装置を使うことで、〇ボタンを押さないと先に進まないゲームのオープニングや、スキップできない面倒な会話シーンなどを自動化することができます。
例えば、ニンテンドースイッチのスプラトゥーン3なら、フェスやバージョンアップ情報など、ウツホとフウカの会話は何度もAボタンを押さないと先に進ません。
ところがこの装置を使うことで、ゲームが始まる直前まで進めてくれるので、その間にトレイにいったり、おやつを用意しておくことができます。
見ての通り、この装置はとてもシンプルな構成となっています。
タミヤの楽しい工作シリーズの「ユニバーサルスライダーセット」を用いて、モーターの回転運動を往復運動へと変換しています。
往復運動は連打速度こそ遅いですが、指で押すときと同じような動きになるので、ボタンを確実に押したいときに便利です。
また、ボタンに掛かる押す力を調整することもでき、押す位置をしっかりと中央に定めることができるので、ボタンを痛めにくいコントローラーに優しい装置です。
また、この装置は連射装置としても使用可能です。
アームの長さやギヤ比を変更することで、連射のスピードやタイミングを調整できます。
今回使用しているギアボックスは、ギア比を4種類切り替えることができます。
- 速いスピードで連射したいときのギヤ比 ・・・12.7:1(ハイギヤ)
- 遅いスピードで連射したいときのギヤ比 ・・・344.2:1(ローギヤ)
使用したパーツ
タミヤの楽しい工作シリーズが主なパーツなので、組み立てもカンタンです。
総費用は2,000円くらいです。
- 【No.258】 ユニバーサルスライダーセット - Amazon
- 【No.172】 ユニバーサルプレートL(210×160mm)- Amazon
- 【No.151】 単3電池ボックス 2本用 スイッチ付 - Amazon
- 【No.167】 シングルギヤボックス 4速タイプ ー Amazon
- 【No.212】 クロスユニバーサルアームセット - Amazon
その他
- 綿棒
- 結束バンド(クロスクランクアームと綿棒の固定用)
- 滑り止めクッション(コントローラーの密着・固定用)
- 電線(モーターと電池ボックスの配線用)
- 単三乾電池 ×2個
実際に作ってみると、「アームの長さがスライドする幅にどう影響するか?」「モーターのギヤ比を変えるとどれくらい速度が変わるのか?」「電池とモーターの配線」など、試行錯誤して細かい調整が必要な部分もあり、夏休みの自由研究にピッタリの難易度だと思いました。