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穴の大きさを測るときに便利な工具『ノギス』
穴の大きさを測るとき、定規を使っていませんか?
もちろん、悪くはありません。
でも、測りにくいし、正確性もイマイチ。
ざっくりしたサイズが知りたいときは良いですが、もっと精密な計測が必要なときもあります。
例えば、タイヤに取り付けるシャフトを選ぶとき。
たった0.5mmでもサイズが小さいと、もうユルユルです。
すぐにタイヤが抜け落ちてしまいます。
そこで、便利なのが『ノギス』という工具。
くちばし状をした測定部の穴の中にいれることで、正確に穴の直径を測定することができます。
ノギスは、大きく分けて3種類あります。
1.百均でも購入可能な簡易ノギス
最もシンプルなノギスです。
計測できる目盛りは「1mm」単位ですが、普通の電子工作に使うなら、これで十分。
それでも定規を使うよりは、間違いなく正確な測定ができます。
2.プロが使う本格派ノギス
2段階で計測するタイプのノギスです。
大きい方の定規で「1mm」単位を計測。
スライドできる小さい方の定規で「0.1mm」単位を計測します。
値段は、2,000円~5,000円くらい。
3.液晶表示のデジタルノギス
目盛りをデジタル表示してくれるノギスです。
表示できる単位は、値段によって違います。
1,000円くらいの中華系ノギスだと「0.1mm」単位。
10,000円くらいの日本製ノギスだと「0.01mm」単位まで測定できます。
アナログノギスとの大きな違いは、読み間違いが少ないこと。
ただし、電池・基板が組み込まれているため、形状はやや大きめです。
ちなみに私は、『デジタルノギス』と『簡易ノギス』を2つ同時に使います。
最初にデジタルノギスをで測って、確認用に簡易ノギスで測ります。
なんだかデジタルを信用しきれなくって・・・
心配性なんです。