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【ラズパイZero2W】Lite版OSでWi-Fi接続できない問題

Raspberry Pi Zero 2 Wに『Raspberry Pi OS Lite(32-bit)』をインストールしたところ、なぜかWi-Fiに接続できない問題が発生。

GUI付きの通常版OS(64-bit)では問題なく接続できたのに・・・

調べてみると、原因は「OSのバージョン」にありました。

海外フォーラムによると、「最近のLite版ではWi-Fi用ファームウェアが削除されている場合がある」とのこと。

実際に試したところ、『2022-01-28版』のLite OSならWi-Fi接続が可能でした。

古いバージョンのLite OSの入手方法

Raspberry Pi Imagerには古いOSは表示されません。

以下の公式アーカイブからダウンロードする必要があります↓

https://downloads.raspberrypi.com/raspios_lite_armhf/images/raspios_lite_armhf-2022-01-28/

※『2022-01-28-raspios-bullseye-armhf-lite.zip』を選択してください。

ダウンロードが完了したら、そのzipファイルを解凍してください。

中には、『2022-01-28-raspios-bullseye-armhf-lite.img』というファイルが入っています。

Lite OSのインストール手順

  • Raspberry Pi Imagerを起動
  • 「OSを選択」で カスタムイメージを使用 を選ぶ
  • ダウンロードした .img ファイルを指定

これで、Lite版OSをインストールしたラズパイZero2Wでも、無事にWi-Fi接続できるようになりました。

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運営者プロフィール
コダマ

職業はIT系フリーランス。過去、電子配線業務の経験が10年ある為、はんだづけも得意です。宮崎県在住、30代・2児の父親。

プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ(工学社)の著者です。

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