最終更新日
記事公開日

1.5Vのボタン電池で3V定格の振動モーターを動かす昇圧回路

以前、振動モーターを制御する回路を作成しました↓

PICで振動モーター(バイブレーション)が動かないのは「電流不足」が原因

振動モーターの定格電圧は「3V」だったため、そのときは単3電池を2個直列に繋いで「3V」の電圧で動かしました。

しかし、単三電池はスペースも取るし、重さもあります。

そこで今回は、省スペース&軽量化のためにボタン電池で動くように改良しました。

配線写真・回路図

1.5Vのボタン電池で3V定格の振動モーターを動かす昇圧回路(表)
1.5Vのボタン電池で3V定格の振動モーターを動かす昇圧回路(裏)
ボタン電池を使って1.5Vを3Vにするための回路図

ボタン電池は、汎用性の高い「LR44」を使用しました。

昇圧回路は、秋月電子の「3.3V出力昇圧DCDCコンバーター」です。

稼働時できる間は、ボタン電池の品質によって違います。

ゴールデンパワーのアルカリボタン電池(LR44)では、約30分持ちました。

30分経つと、昇圧回路から出力される電圧が2.8Vまで下がり、PICが稼働せず、振動モーターが動きっぱなしになります。

ボタン電池比較表

ボタン電池にも色々な種類がありますが、今回使用した「LR44」は、小型・コスパの良さ・基板に組み込むためのホルダーの入手性の良さが特徴です。

電圧 型番 直径 高さ 種類
3V CR2450 24.5 (mm) 5 (mm) リチウム電池

電圧が高く、自己放電が少ないのが特徴。メモリーバックアップやキーレスエントリーなどの長期信頼性が必要な分野で使用されている。

CR2430 24.5 (mm) 3 (mm)
CR2032 20.0 (mm) 3.2 (mm)
CR2025 20.0 (mm) 2.5 (mm)
CR2016 20.0 (mm) 1.6 (mm)
CR1632 16.0 (mm) 3.2 (mm)
CR1620 16.0 (mm) 2 (mm)
CR1616 16.0 (mm) 1.6 (mm)
CR1220 12.5 (mm) 2 (mm)
CR1216 12.5 (mm) 1.6 (mm)
1.5V LR44 11.6 (mm) 5.4 (mm) アルカリ電池

コスパの良さが特徴。携帯ゲーム機や電卓など、幅広い分野で使用されている。

LR43 11.6 (mm) 4.2 (mm)
LR1130 11.6 (mm) 3.05 (mm)
LR1120 11.6 (mm) 2.05 (mm)
LR41 7.9 (mm) 3.6 (mm)
1.55V SR44 11.6 (mm) 5.4 (mm) 酸化銀電池

寿命直前まで電圧がほぼ一定なことが特徴。腕時計や体温計などの精密機器に使用されている。

SR43 11.6 (mm) 4.2 (mm)
SR1130 11.6 (mm) 3 (mm)
SR1120 11.6 (mm) 2 (mm)
SR936 9.5 (mm) 3.6 (mm)
SR927 9.5 (mm) 2.7 (mm)
SR920 9.5 (mm) 2 (mm)
SR916 9.5 (mm) 1.6 (mm)
SR41 7.9 (mm) 3.6 (mm)
SR726 7.9 (mm) 2.6 (mm)
SR721 7.9 (mm) 2.1 (mm)
SR626 6.8 (mm) 2.6 (mm)
SR621 6.8 (mm) 2.1 (mm)
SR616 6.8 (mm) 1.6 (mm)
SR521 5.8 (mm) 2.1 (mm)
SR516 5.8 (mm) 1.6 (mm)
この記事のURLをコピー

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。また、* が付いている欄は必須項目となります。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

関連情報

運営者プロフィール
コダマ

職業はIT系フリーランス。過去、電子配線業務の経験が10年ある為、はんだづけも得意です。宮崎県在住、30代・2児の父親。

プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ(工学社)の著者です。

カテゴリー